2020年10月28日~10月30日の日程で幕張メッセにて、「第11回 Japan IT Week 秋」が開催されました。本展示会は11個の専門展示会で構成され、設計・開発部門、ネットワーク運用部門から情報システム部門、経営企画部門、マーケティング部門などのIT分野関連企業が一堂に会する下半期日本最大規模のIT展示会です。弊社はグループ会社の吉川工業(株)と共同して組込み/エッジ コンピューティング展【秋】(旧称:組込みシステム開発技術展)に出展しました。
本年度の展示会はコロナ対策を徹底的に行われている中、需要が高まる非接触製品とソリューションを紹介しました。会期中総来場数約22,000人と発表があり、弊社のブースには約500名がご来場いただきました。 様々な現場で抱える課題を解決するため、AI搭載機器、RFID製品やサービスを展示いたしました。
本年度はコロナ禍により非接触・サーモグラフィの需要が増加する傾向です。セキュリティ対策や業務効率化など従来抱える課題の上、生産及び開発の削減、効率と安心安全が並行するソリューションを求める来場者が多くいらっしゃいました。弊社はRFID技術を利用し、在庫管理と位置管理に対して低コストで簡単に実現できるモデルを展示しご来場頂いたお客様への提案を行いました。
物品の出入りは自動でリアルタイムに記録を残すことによって、個別に手続きをせず、現場管理はより効率化で、よりシンプルになります。
本システムは、棚に並ぶ複数のケースにラベルタイプのTagを貼り付けます。棚の裏側にアンテナ、横にリーダライタを設置しています。ケース情報と入庫時間情報をパソコンのアプリケーションに反映するシステムです。本システムはウエハ在庫管理で実際利用されております。
周囲に設置するアンテナから発信する位置情報をアクティブタグで該当情報を記憶し、NFCリーダライタで記憶した情報をアプリケーションで反映します。アクティブタグ持参者(または物品)の移動ルートと立ち寄る場所を把握することができます。
本システムは、国立法人宮崎大学附属病院で医療機器を管理するため導入しました。緊張感が溢れる医療現場で看護師さんの負担減軽に役立ち、医療機器をさらに有効的に利用できるようになりました。